練馬区大泉学園町 誰もが自由に集える「まちのたまり場」
03-3978-0207

月~金 10時〜16時・第2土 10時~14時

[古典文学を楽しむ会]の記事一覧

古典文学を楽しむ会

「徒然草」吉田兼好は、現代でいえばツィッターかな?
久しぶりに会った人が自分のことばかりペラペラとおしゃべりするのにはまいった。品位を欠く振る舞いだ。

よき人の物語するは、人あまたあれど、一人に向きて言ふを、おのづから人も聞くにこそあれ(立派な人がひとりに向けて語る言葉は、自然とまわりの人がおもわず耳を傾けるものだ)。~第56段・・・・2月の学習より

江戸時代の人は川柳、俳句、井原西鶴さえも徒然草から引用して作品を発表しています。教養人には必須の大切な古典文学だったことがわかります。
「ツィッター」のような軽いものではありませんが、いますよねえぇ、一方通行のおしゃべりさんはいまでも。私たちも要注意です。

古典文学を楽しむ会2024年3月6日更新

古典文学を楽しむ会

12月は、長い段、短文の段など3段を読みました。

子どもを「法師」にしようとする親心の様子は、受験生をもつ親たちの自分流の方針の押しつけとなってないか?という下りは現在に通じます。

また、奥の院があることも知らず、手前の門でお参りして戻った法師、ガイドプックもなく、グーグルマップもない草深い山林のこと、勘違いお参りもあっただろうなぁと思わせる千年前の随筆などを楽しんでいます。

物語ではないのでいきなり参加でも十分楽しめます。高橋善恵先生の工夫された授業は、昔の高校生になった気分にしてくださいます。

1月17日、18日です。事前申し込みをお願いします。

古典文学を楽しむ会2023年12月12日更新

古典文学を楽しむ会

10月の学習より
徒然草 第50段  京白川に女の鬼が出たという、うわさに「鬼見」をしようとあちこち人々が今日はどこどこに・・・と探しまわったという話。
「虫めづる姫君」「女の鬼」どちらも、馬場あき子の名文に触れて楽しみました。

ようやく秋めいたこの頃、万葉集の山上憶良の秋の花二首、原文はすべて漢字で表現。
「秋の野に咲きたる花を指折りかき数えれば七種の花」
「萩の花を花葛花なでしこの花をみなへし又藤袴あさがほの花」
と詠んだ昔の人々の見識に脱帽したことでした。

毎月2回の日程が示されますので、どちらかご都合のよい日を予約してご出席ください。(資料代300円、当日払い)

古典文学を楽しむ会2023年10月9日更新

古典文学を楽しむ会(10月)

平家物語です。声を揃えて読み、高橋善恵先生のご指導で、優しく読み解きます。10月はいよいよ、屋島の合戦、那須与一の登場です。

『屋島の合戦の最中、平家方が沖合の舟に扇の的を立てて源氏を挑発する。那須与一は騎乗のまま波間に入り、一矢で的を射落とし、敵・味方の双方から喝采を浴びたという有名なエピソード。また、この合戦で、弓を落としてしまった義経が危険を顧みず拾い上げた話も載せられている。』

日時 : 10月1日(火)又は10月16日(水)

時間 : 10時半~12時

参加費: 資料代300円(当日)

場所 : 練馬区相談情報ひろば・まちの駅大泉学園 平家物語10月二階

(大泉学園町5-6-17)

古典文学を楽しむ会2019年8月7日更新

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